【一汁一ぱんのすすめ】ヴィシソワーズ風味噌汁

【一汁一ぱんのすすめ】ヴィシソワーズ風味噌汁

一汁一ぱん、味噌汁のすすめ

味噌汁は日本人の心といえる食べもの。朝の一杯の味噌汁は活力を与えてくれますね。このシリーズでは、パン派の方にもおすすめのアレンジ味噌汁をご紹介します。

今回はヴィシソワーズは冷たいポロネギ風味のジャガイモのポタージュ。バターでポロネギ(リーキ)とジャガイモを炒めてからブイヨンを加えて煮、裏ごしして生クリームで伸ばし、冷やします。フランスのヴィシー出身のシェフが考案したため、フランス語で「ヴィシー風冷製クリームスープ」の意味になります。日本でポロネギは手に入らないので、ふつうの長ネギで。下仁田ネギなど煮て柔らかくなるネギで作るとよりいっそうおいしいです。今回は味噌で味付けしたちょっぴり和風のヴィシソワーズを楽しみましょう。

アレンジ味噌汁におすすめの「生クリーム」

生クリームは生乳を加熱殺菌した後、放置、冷却して脂肪分を上層に分離させて取り出したもので、脂肪の量によって35%、47%などいくつかの種類が販売されています。ケーキなどにはホイップするため乳脂肪分が高いものを使用します。コーヒーやスープの風味付けに使う場合は、脂肪分が分離することがあるので、乳脂肪分の少ないものを使用します。

ふだんの味噌汁に加えるだけで、ちょっと洋風のコクが出るので試してみてくださいね。

おすすめのぱん「プチパン」

こだわりの国産主原料(北海道産小麦粉・白神こだま酵母・奄美諸島産きび砂糖・沖縄海水で炊き上げた塩)を使用して焼き上げています。プレーンなプチパンは乳・卵・油を使用しておらず、洋風、和風どんな料理にもよくあい、どなたにでも安心して召し上がっていただけます。

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レシピ「ヴィシソワーズ風味噌汁」

本場フランスでは冷たいジャガイモのスープですが、温かくても冷たくてもおいしいです。

<材料>2~3人分
じゃがいも 1個(150g)
長ネギ(白い部分) 1本(70g)
昆布だし汁 400cc
オリーブオイル 小2
味噌 大さじ1
塩 小さじ1/2
コショウ 少々
生クリーム 少々
<作り方>
①じゃがいもは皮をむき、厚めのスライスにする。長ネギは白い部分を中心にあらく刻む。
②鍋にオリーブオイルを熱し、①とだし汁を入れて野菜がやわらかくなるまで煮る。
③粗熱をとってフードプロセッサーなどでクリーム状にし、塩、味噌、コショウで味をととのえる。仕上げに生クリームを加える。

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