【ぱんのおかず】里芋のともあえカレー風味
ぱんのおかず、里芋のともあえカレー風味
油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。
冬至を過ぎ、空気が澄んで星空が美しい季節ですね。朝晩は霜が降りる寒さになりました。根菜や芋類などがおいしく感じられてきます。
今回ご紹介するのは「里芋のともあえカレー風味」。ともあえ(共和え)は、具と和え衣に同じ素材を使う料理のことで、アンコウや蟹など魚介類の身と肝をあえたものなどがあります。野菜では里芋のともあえがよく知られています。一般的にはともあえの衣は醤油やみりんといった和の調味料で味をつけますが、ここではカレー粉と味噌で変わりともあえを作ってみました。洋風の味わいがパンにもよく合います。
里芋のぬめりは水溶性食物繊維であるガラクタンとムチン様の粘性物質によるもので、免疫力を高め、肝臓を強化、滋養強壮作用などもあります。冬の寒さに負けない体作りのためにも、ぜひ取り入れたいですね。
<材料>
里芋(皮をむいて)250g
カレー粉 小さじ1/2
味噌 小さじ2
枝豆、いんげんなど緑の豆 適量
<作り方>
①里芋は皮をむいて2cm角くらいの大きさに切り、蒸すかレンジにかけて柔らかくなるまで火を通す。全体の1/3を衣用、2/3を具として取り分ける。
②衣用の里芋をマッシュし、カレー粉と味噌を加えて滑らかになるまでよく混ぜる。
③②の衣で具の里芋、枝豆を和えてできあがり。
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