ぱんのおかず、ゴーヤの肉味噌

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

今回は夏野菜の代表ともいえるゴーヤの肉味噌。ゴーヤはウリ科ツルレイシ属の植物で日本では沖縄や九州など暑く雨の多い地域でさかんに栽培されています。病気や害虫にも強く肥料がなくてもよく育つことから、グリーンカーテンとして日よけのために栽培されていることも多いようです。野菜の中でも比較的熱に強いビタミンＣを多く含んでおり、夏バテ防止のためにもぜひ食べたいもの。

ゴーヤはなんといってもその強い苦みが特徴ですね。苦みを抑えるには塩もみする、油と炒める、うまみのあるものと組み合わせる、などの方法があります。今回はピーナッツを加えた甘辛い肉味噌をご紹介します。パンにもごはんにもよくあう常備菜です。

ゴーヤの肉味噌
＜材料＞
ゴーヤ　1/2本（約120g）
豚挽肉　100g
ピーナッツ（むきみ）　50g
■あわせ調味料
みそ　大さじ４
酒　大さじ２
みりん　大さじ２
ゴマ油　大さじ１
生姜（すりおろし）　少々

＜作り方＞
①ゴーヤは縦半分に割ってワタを取り除き、2mmくらいの厚さにスライスする。ピーナツは粗く刻んでおく。あわせ調味料の材料を混ぜておく。
②フライパンにゴマ油をあたため、挽肉を入れて火が通るまで炒める。ゴーヤ、ピーナッツを加えて炒め、あわせ調味料の材料を加えて全体がなじませたらできあがり。