ぱんのおかず、焼きトマトの丸ごとマリネ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは「焼きトマトの丸ごとマリネ」。初夏のような日差しを感じることが増えてきました。新緑が美しいこの季節は、トマトがおいしいですね。最近はほぼ一年中食べることができるトマトですが、ハウス栽培が中心の冬春トマトと露地栽培が中心の夏秋トマトがあります。冬春トマトはゆっくり育っているので甘みが強く味が濃く、夏秋トマトは雨もたくさん降る中で育つためにジューシーなのが特徴です。

マリネにするなら、５月ごろから夏にかけての完熟トマトがおすすめ。包丁を入れるとすっと皮が裂けるくらい熟したトマトを強火で焼くことでよりいっそう旨味が増します。

＜材料＞１人分
完熟トマト　1個
新玉ねぎ　少々
レモン　少々
ワインビネガー（りんご酢）　大さじ２～
塩　少々

＜作り方＞
①トマトはヘタを下にして十字に深く切り込みを入れる。耐熱皿にのせて、オーブントースターの強または200℃くらいのオーブンで20～30分ほど、焦げ目がつくくらいに焼く。
②トマトが焼けたらみじん切りにした玉ねぎ、薄くスライスしたレモンとワインビネガーをたっぷりかけてしばらくなじませる。冷やしてもおいしい。崩してキュウリなど他の野菜とあわせてサラダにするのもおすすめ。

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