ぱんのおかず、冬瓜のソムタム

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

梅雨明けから一転、毎日続く猛暑日にそろそろ疲れがたまってくるころですね。こんな時は、アジアの暑い国の料理が食べたくなるもの。

今回ご紹介するのは「冬瓜のソムタム」。タイの辛いサラダ「ソムタム」、「ソム」 はタイ語で「酸っぱい」、「タム」 は「搗く」という意味で、千切りにした青いパイナップルを搗いて作ります。日本の食材でパイナップルに近い食感を持っているのが冬瓜。夏に収穫して冬までもつので冬瓜と呼ばれています。煮ると独特の透き通った味わいになりますが、生で食べるのもおいしいです。

＜材料＞2～3人分
冬瓜　150g
人参　25g
インゲン　3本
唐辛子　1/3本
干しエビ　大さじ1
ピーナッツ　大さじ1
レモン果汁　大さじ1
ナンプラー（しょっつる）　小さじ1
塩　少々

＜作り方＞
①冬瓜は皮をむいてワタをとり、千切りにする。人参も千切り、インゲンはゆでて斜め千切りにする。塩ひとつまみを混ぜてしばらくおき、水気をしぼる。
②ピーナッツをポリ袋に入れて叩いて砕く。唐辛子の輪切りと①、レモン果汁、ナンプラーを加えて味をととのえる。
※ナンプラーはタイの魚醤。日本にはしょっつる、いしるなどの魚醤がありますので、それでもOK。

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