ぱんのおかず、蒸し野菜のみかん味噌マリネ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、お彼岸を過ぎて朝晩は寒いくらいの風が吹く季節になりました。食欲の秋を迎え、パンがよりいっそうおいしく感じられますね。

今回ご紹介するのは「蒸し野菜のみかん味噌マリネ」。夏の終わり、本格的なみかんの出荷を前に、農家は間引きをして充実した実を残します。「摘果」といって多くの果物はそういった作業をするのですが、この摘果みかんはすだちやかぼすなどと同じように、果汁がとてもおいしいのです。すし酢代わりにしたり、ドレッシングにしたり。今回は味噌とこの摘果みかんの果汁をあわせて野菜と和えました。作り置きのおかずとしてもおすすめです。いろいろな野菜をとりまぜてもおいしいですが、蒸しキャベツなど1種類の野菜とあわせても十分おいしいです。

＜材料＞3～4人分
季節の野菜（なす、きのこ、かぼちゃなど）200～250g
味噌　大さじ２
青みかんのしぼり汁　大さじ２
塩　ひとつまみ
＜作り方＞
①野菜はそれぞれ一口大の食べやすい大きさに切り、蒸しておく（種類によって火の通りが違うので注意）。
②青みかんの汁を絞り、分量通りに味噌、塩と混ぜておく。①に合えてできあがり。少しおいてなじませたほうがおいしいです。

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