パンと相性の良いバター♪おいしさを長持ちさせる保存方法や容器をチェック

パンと相性の良いバター♪おいしさを長持ちさせる保存方法や容器をチェック

バターは80%を超える乳脂肪分の高さから、食用油の中で最も消化の良いものとして知られており、炒め物や焼き物、パンなどさまざまな料理に使える食品です。

また、バターにはビタミンAやビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれているため、健康を気にしている方でも安心して食べられます。

そんなバターですが、やはり乳製品のため賞味期限が気になる、という方も多いと思います。正しく保存してできるだけ長持ちさせたいものですよね。そこで今回は、バターを長持ちさせる保存方法や保存容器についてご紹介します。

バターの正しい保存方法とは

基本的なことですが、バターは冷蔵庫で保存してください。常温(28度~33度前後)ではバターが溶け、油分と水分が分離してカビが生えやすい状態になってしまいます。カビは悪臭の原因になるため、必ず10度以下の冷蔵庫で保存するようにしましょう。

冷蔵庫の他の食材からのにおい移りを防ぐためにも、保存する容器はラップや密閉できるケースなど空気の入りにくいものがベターです。

また、長期間使用したい場合は冷凍保存をすることもできます。保存の仕方は冷蔵の場合と同じですが、冷蔵と冷凍を繰り返していると劣化が早くなってしまいますので、使用する分だけ取り出すことを心掛けてください。さっと使えるよう小分けにして保存すると便利です。

バターに関わらず、どのような食材でも一度開封してしまえば外気による劣化が進んでいきます。正しく保存した上で、なるべく早めに食べることをおすすめします。

バターはどれくらい保存できるのか

正しい保存方法でバターを保存した場合、2週間程度は新鮮さが保たれるといわれています。なお、冷凍の場合はおよそ半年です。

バターが劣化したかどうかは、においや味で判断することができます。今使っているバターが酸化したようなにおいや苦味がするようであれば、口にしない方が無難です。

また、しばらく使用しているうちにバターが購入時より黄色に変色することがあります。水分が蒸発し、もともとバターについている色素が強く表れていることが原因で、味に大きな影響はありません。食べてももちろん大丈夫です。

バターを新鮮に保つために専用のケースを使おう

ラップを使っても良いのですが、今では専用のバターケースがさまざまなお店で売られています。バターケースのメリットは、冷却性が高い水準を保てることと、冷蔵庫内で周りの食材からのにおい移りを防げること。また、ラップにくるんだまま食卓に出すことに気が引けたり、スタイリッシュにバターを保存したりしたい方にもおすすめです。

バターケースは、木・プラスチック・ガラスなど素材の種類が豊富にあり、中にはフタをお皿代わりとして使えるものもあります。ケースのデザインもシンプルなものからかわいらしいものまで幅広くあるため、テーブルやインテリアとの相性を考えることも楽しみの1つになるでしょう。

また、木製のケースはバターを程良い固さをキープでき、ガラスのケースは冷たさをキープできるなど、素材によってメリットや特徴が異なるため、好みに合わせていくつか容器を使い分けてみるのも良いかもしれません。

おわりに

パンと相性の良いバターですが、保存方法が間違っていると、せっかく良いものを購入しても使い切る前に新鮮さを損なったり、ダメにしてしまったりすることがあります。バターの香りと味を少しでも長持ちさせるためには、保存に関する情報を知っておきましょう。

専用の容器はさまざまなところで販売されているため、お店やネットで探してみて、お気に入りのものが見つかればぜひ一緒に使ってみると良いでしょう。その際、容器を清潔にしておくことも忘れないようにしてください。