鍋料理の締めにパン♪パンに合うお鍋をチェックしよう

鍋料理の締めにパン♪パンに合うお鍋をチェックしよう

鍋料理の締めにパン♪パンに合うお鍋をチェックしよう

鍋の締めといえば、ごはんや麺を思い浮かべる方がほとんどだと思います。しかし、たまには趣向を変えてパンをしめにしてみてはいかがでしょうか?お鍋とパンを組み合わせることに驚くかもしれませんが、最近徐々に人気が出てきているしめ方なんです。

今回は、パンに合うおいしいお鍋をご紹介します。

【パンに合うお鍋 1】ミルク鍋

パンを食べるときに牛乳を一緒に飲むことはよくあると思います。その牛乳がスープになったミルク鍋は、パンに合うこと間違いなし。

作り方はいたってシンプルで、お鍋に牛乳や豆乳を入れて水で薄め、塩コショウで味を調えるだけでスープができます。そして、ミルクスープに薄切りの牛肉または豚肉など、いろいろな野菜を入れて煮ればミルク鍋の完成です。かぼちゃやじゃがいもなども合いますよ。

お鍋の締めには、トーストしてちぎった食パンをスープに入れて少し煮込み、アツアツのままいただきましょう。スープをよく含んだパンをグラタン皿に乗せて、チーズをかけて焼けばパングラタンにもなります。普通の食パン以外なら、ガーリックトーストもおすすめ。

【パンに合うお鍋 2】ポタージュ鍋

トロトロで身体も温まるポタージュ鍋も、パンとの相性が良いお鍋です。

市販の鍋スープの素や、顆粒状のポタージュの素を使うと簡単に作れます。顆粒状のものは、鍋の容量に合わせてお湯と牛乳で薄めればスープの完成です。あとは鶏肉やソーセージ、好きな野菜を入れて煮てください。

コーンポタージュ鍋、野菜ポタージュ鍋、かぼちゃポタージュ鍋など、工夫次第ではアレンジのバリエーションも豊富です。いずれのポタージュ鍋もトロトロのスープを生かして、締めでフォンデュのようにパンをいただくと、最後まで鍋を楽しめます。

スープが足りなくなってしまったときは牛乳を入れて伸ばし、バターで味を調えてください。

 

【パンに合うお鍋 3】 トマト鍋

さっぱりとした洋風トマト鍋も、パンで締めるのがおすすめです。市販の鍋スープの素、またはトマト缶を用意します。トマト缶を使う場合は鍋に水を入れて、塩コショウ、酒、ブイヨンなどで味を調えましょう。ニンニクスライスを入れると風味が豊かになっておいしくなりますよ。あとは野菜、お肉、イカ、エビなど好きな具材を入れてください。

締めには、パンと一緒にチーズを入れるのがおすすめ。マイルドで濃厚な味を楽しめます。

【パンに合うお鍋 4】カレー鍋

普段はライスに合わせることが多いカレーも、鍋にすればパンとも相性抜群です。市販の鍋の素を使用しても構いませんし、鍋に水とだしを入れて好きなカレールーを入れるだけでも作ることができます。物足りなければ、しょうゆやみりんなどで味を調えても良いでしょう。お肉や野菜の他にゆで卵、ソーセージなどを入れてスープカレーのようにするアレンジもおすすめです。

残ったスープにパンを浸したあと、粉チーズを振りかけるとおいしい締めの完成です。

【パンに合うお鍋 5】ブイヤベース鍋

もともとフランスの漁師料理であったブイヤベースは、魚介のうま味がたっぷり詰まった洋風スープです。作る際は、まずオリーブオイルでニンニクとタマネギをよく炒め、その後サフランを加えます。そして、エビや貝類を軽く炒め、白ワイン、水を加えてひと煮たちさせましょう。煮立てば、トマトとタイムやローリエなどのハーブを入れて塩・コショウで味を調えて、完成です。

フランス生まれの料理には、やはりバゲットなどのフランスパンがよく合います。スライスしてトーストし、スープに浸したバゲットは、魚介から出たエキスを吸収した絶品の締めです。

おわりに

お鍋は簡単に作れる上に、野菜もお肉もたっぷり摂れるヘルシーな料理です。具材のうま味が溶け出しているお鍋をパンで締めたい場合、基本的にはミルクやポタージュ、カレーなどの少しとろみのある洋風スープが合います。もちろん、トマト鍋やブイヤベース鍋などの素材のうま味が濃縮されたスープもパンとの相性抜群です。

おいしいスープが染みこんだパンで、心ゆくまでお鍋を味わいましょう。