美味しいトーストを焼きたい!フライパンや焼き網を使った焼き方まとめ

美味しいトーストを焼きたい!フライパンや焼き網を使った焼き方まとめ

朝食やブランチの定番の顔、トースト。カリッと香ばしく焼けた表面と小麦の香りが食欲をそそります。いつもはトースターを使って焼いているという方がほとんどだと思いますが、今回はトースターを使わずに美味しいトーストを焼く方法をご紹介します。

外はカリッと、中はふんわりとした絶品のトーストを味わいましょう!

【焼き方1】フライパンを使う

トースター以外で手軽に実践できる焼き方が、フライパンを使った方法です。焼き方のポイントはなるべく高温、そして短時間でトーストすること。こうすることで食パンの水分が逃げず、もちもちとした食感に焼き上がります。

フライパンは鉄製が理想ですが、フッ素樹脂加工のものでもかまいません。フライパンを使ったトーストの場合、食パンは厚切りの方がより美味しく仕上がります。

【美味しい焼き方】

1.フライパンをしっかり温める
ここでフライパンを熱々にしておくことが、美味しく焼くポイントです。

2.温めたフライパンで食パンを焼く
フライパンに何も塗らずに焼いてもかまいませんが、バターを染み込ませたトーストがお好みであれば、パンの前にバターを入れて溶かしておきましょう。

食パンの真ん中部分が浮いてしまう場合は、フライ返しなどで中心部を軽く押さえながら片面を30秒ほどかけて焼いてみてください。

3.好みの焼き色がついたら裏返す

4.反対の面も同じように焼いて完成

フライパンを使って焼き上げたトーストは、冷めてもサクサク感が残っています。焦らずゆっくりと味わいながら召し上がってください。バターを染み込ませて焼いた場合は、口の中に広がる濃厚なバターの風味も楽しめますよ。

【焼き方2】焼き網を使う

おもちや野菜などを焼くときに重宝する焼き網でも、美味しいトーストを焼くことができます。焼き網にはステンレス製の焼網受がセットになった焼き網セラミック製の焼網受がセットになった焼き網があり、それぞれに異なる特徴があります。

ステンレス製の焼網受は、ガスの火をやわらげつつ、焼き網にまんべんなく熱を伝える力に優れています。

セラミック製の焼網受は、遠赤外線で食材の水分を逃さず、うま味を閉じ込める効果があるといわれています。

【美味しい焼き方】

1.焼き網を強火にかけ、30秒かけてしっかり温める

2.焼き網を温めたら弱火にする

3.焼き網に食パンを乗せ、片面に焼き色がつくまで焼く
焦がさないように、様子を見ながら1分ほど焼いてください。

4.程よく焼き色がついたら裏返す

5.両面がこんがり焼けたら完成

【焼き方3】魚焼きグリルを使う

魚焼きグリルはオーブントースターよりも火力が強いので、食パンの水分を閉じ込めたまま、表面をカリッと焼くことができます。

魚焼きグリルを使ったトーストは、網の下の水が蒸発する際の水蒸気の力でしっとりとした食感に仕上がります。食パン以外のパンでも美味しく焼くことができますよ。

焼き網はないけど魚焼きグリルならある…という場合はぜひチャレンジしてみてください。

【美味しい焼き方】(両面焼きグリル)

1.グリルにアルミホイルを敷き、強火で2分程度温める

2.グリルが温まったら弱火にする

3.2~3分を目安に、好みの焼き色になるまで焼けば完成

片面焼きグリルの場合は、片面を焼いたら裏返してもう片面も焼きましょう。パンが厚い場合は火に近くなって焦げやすくなるため、食パンの厚さによって焼き時間を調整してください。

なお、グリルに魚の臭いが染み付いていると、トーストにも魚臭さが移る場合があります。パンを焼く前に、レモン汁やお茶の出がらし、重曹などを使って臭いを取っておきましょう。

おわりに

普段はトースターで手軽に済ませているトーストも、少し手間をかけて焼くだけで格段に美味しく焼き上げることができます。フライパンや焼き網、魚焼きグリルを使って、普段とはまったく違う食感を楽しみましょう。