【ぱんのおかず】しらす丼トースト

【ぱんのおかず】しらす丼トースト

ぱんのおかず、しらす丼トースト

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

今回は春の味覚、しらすです。しらすはもともとウナギやイワシ、ニシン、アユなどの稚魚の総称で、白っぽく見えることからこう呼ばれていました。一般的にしらすとして食されているのは主にカタクチイワシの稚魚です。マイワシやウルメイワシの稚魚もしらすとして流通していますが、量としてはカタクチイワシが最も多いのだそうです。

しらすは丸ごと食べる魚ですから、カルシウムが特に豊富です。他にも肝機能の働きを高めるタウリンやカリウム、鉄、亜鉛など多くの栄養が含まれています。免疫力を高め、ガンや生活習慣病を予防し、老化や痴呆の進行を緩やかにする働きがある核酸を多く含み、美肌にも効果があるといわれています。

一年中、店頭で見かけることの多いしらすですが、本来の旬は春と秋です。生しらすは産地でないと食べられませんが、釜揚げしらすも茹でたてと冷凍品では全く違いますので、ぜひ旬に味わいたいものです。中でもしらすのおいしさを贅沢に味わえるのが「しらす丼」です。ごはんをパンに変えても大変おいしいのでぜひお試しください。パンはシンプルで甘みの少ないパンがおすすめです!

しらす丼トースト
ごはんにのせればしらす丼、でもパンでもおいしいのです
<材料>
釜ゆでしらす 30~40g
食パン 1枚
小ネギ 適量
削り節 少々
きざみ海苔 少々
醤油 少々
バター 適量
<作り方>
①食パンはトーストし、熱いうちにバターを塗る。削り節、しらす、小ネギ、きざみ海苔の順にパンにのせ、卵の黄身を真ん中におとす。
②醤油を少々たらして、卵を崩しながら食べる。

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