初めてでも簡単!フォカッチャを焼きましょう。

初めてでも簡単!フォカッチャを焼きましょう。

パン作りは捏ねるのが大変そう…
そんな方は100gの小麦粉で、フォカッチャを作ってみませんか。
オーブンでこんがりと焼き上げます。

<材料>フォカッチャ 2枚分

  • 強力粉…100g (カップ1)
  • 砂糖…5g(小さじ1と1/2)
  • あら塩…1.5g(小さじ1/3)
  • 白神こだま酵母ドライ…2g(小さじ1/2)
  • 酵母を溶かす温水(約35℃)…10g(大さじ1)
  • 生地に加える水 55g前後(30~35℃、夏は常温の水でよい)

※お使いになる小麦粉によって水分量が変わります。 詳しくは小麦粉の商品説明書にてご確認の上、当レシピをご参照ください。

  • オリーブオイル…適量
  • ハーブソルト…適量
  • ローズマリー(ドライ)…適量
  • 粗びきガーリック(ドライ)…適量

〈作り方〉

① ボウルに強力粉、砂糖(写真はきび砂糖)、あら塩を入れます。
② 白神こだま酵母ドライを【酵母を溶かす温水】にまんべんなく振り入れ、2~3分ほどそのまま置いておきます。酵母が水を吸って、溶けやすくなります。
③ ボウルの強力粉、砂糖、あら塩を、空気を含ませながらよく混ぜます。ザルでふるったり、泡だて器で混ぜたり、手のひらですくって落とすと良いでしょう。
④ ②の酵母を、溶け残りがないようによく溶かします。
⑤ 溶かした酵母と水(温水)を入れます。酵母の器は水(温水)で洗い流しましょう。
⑥ 水が全体に早くまわるように手早く混ぜます。
⑥-指先で生地を起こし、たたみ、
⑥-手のひらの下の部分で軽く押してを繰り返し、
⑥-乾いた部分が無くなり、生地全体が同じ硬さになるよう、
⑥-数回繰り返して生地をまとめます。
⑦ボウルに入れ乾かないようにフタをして10分程度休ませます。 その間に粉が吸水し、生地が少し捏ねた後のようにつながり、この後、捏ねやすくなります。
⑧捏ね台に出して、生地を台にこすりつけながら
⑧-長く伸ばし、伸ばした生地を素早く
⑧-手元に戻すようにして捏ねます。最初は台や手につきますが、捏ね上りが近づくと手から離れてきます。
⑧-2分ほど捏ねると生地が少し締まった感じになり、長く引っ張れなくなるので、今度は短めに捏ねます。
⑧-薄く伸ばしてみて、切れなければ捏ね上りです。薄さはパンの種類によって異なります。
⑨丸めてボウルに入れます。この時生地の温度が30~32℃あるのがベストです。
⑩ラップ等で、乾燥しないようにフタをします。28℃~30℃位の環境で発酵させます。器にお湯を入れて置き、シール容器をかぶせると簡易発酵器になります。
⑩-お湯の蒸気で曇っています。暑い季節は必要ありませんが、その他の季節は温めてください。 50~60分発酵させます。この時間を「フロアタイム」と呼びます。箱内の温度が下がらないよう途中でお湯をかえてください。
⑪50~60分で2倍くらいの大きさになります。
⑪-発酵の完了はフィンガーテストで確認します。 人差し指の第二関節まで強力粉をまぶします。 生地に指を刺して抜き、穴がそのまま残れば発酵完了です。 穴が縮んだら発酵不足です。 ゆっくり少し縮んでも、ぷっくり気泡が出来たなら分割しても大丈夫です。
⑫生地を2等分にカットします。
⑬手で軽く押さえガスを抜きます。
⑬-きれいな面を外側にして二つ折りにします。
⑬-とじ目を内側にしてもう一度二つ折りにします。2回折りたたむと生地の表面が張り、丸めやすくなります。
⑬-生地の上に、手のひらで包み込むように手をおき、円を描くように台をこすりながら生地をまるめます。
⑭丸めたらボウル等をかぶせて、乾かないように、15~20分休ませます。この時生地が冷えないように気をつけます。
⑮触ってみて生地が柔らかくゆるんでいたら手で軽く押さえ、円形に整えます。(左:成形前、右:成形後)

⑯⑩のフロアタイムと同じく、器にお湯を入れて置き、シール容器をかぶせた簡易発酵器で40分程度発酵させます。この時間を「ホイロタイム」と呼びます。

⑰発酵完了
⑱オリーブオイルをつけた指で生地を刺し、数か所穴を開けます。オリーブオイルを全体に塗り、お好みのトッピングをします。写真のトッピングはローズマリー、粗びきガーリックドライ、ハーブソルトです。ローズマリーとガーリックはオリーブオイルをまぶしつけておいたものを使います。
⑲電気オーブンは220℃で予熱しておきます。生地を入れたら200℃で12分程度焼きます。ガスオーブンは180~190℃で焼成してください。

 

〈フォカッチャのポイント〉

・白神こだま酵母は温水で、溶け残りがないように溶かしてから入れてください。

・生地はブツブツ切れず、滑らかに伸びるようになるまで捏ねましょう。

・トッピングのローズマリーやガーリックは、必ずオイルをまぶしてください。オイルで包まれると焦げ防止と共に、かりっと芳ばしく焼き上がります。

・焼成前に指で穴を開けるので、発酵完了の少し前に指を刺し、トッピングをしましょう。発酵しすぎると指を刺した時にガスが抜けてしまいます。

・トッピングは他にも、粗びきブラックペッパー、輪切りにしたオリーブ、ズッキーニ、オニオン、ピーマン、パプリカ、グリーンアスパラ等も美味しいです。野菜をのせる時は指で穴を開ける代わりに押し込んで、野菜の表面にオリーブオイルを塗ってください。

・オーブンの開け閉めで庫内温度が下がるので、電気オーブンで焼成する場合は、焼きたい温度の20~30℃高めの温度で予熱すると良いでしょう。機種によっては設定温度と実際の温度が異なりますので、焼き色を見ながら調整してください。。

フォカッチャはいかがでしたか。ぜひ温めてお召し上がりください。

白神こだま酵母と材料はこちらで/サラオンラインショップ

このレシピについてのお問い合わせ先/株式会社サラ秋田白神 042-679-7173
電話受付時間:土日祝日を除く9時~12時、13時~18時
担当:サラパン教室 吉村