皆さんはパイシートを使用したことがありますか？パイシートとは、その名の通りパイを作りやすくするために開発された生地のことで、スーパーなどで冷凍品を購入でき、焼くだけで簡単にサクサクのパイ料理を作ることができます。

パイ生地を最初から自分で作ろうとするとなかなか難しいものですが、市販のパイシートを使用する場合は心配はいりません。

今回は、パイシートを使用したポットパイ・ピザ・スティックパイのアレンジ方法をご紹介します。

パイシートをアレンジしてポットパイを作ろう

ポットパイとは、シチューやコーンスープといった温かいスープをパイ生地でカップ状に包んだ料理を指します。欧米では一般的な家庭料理として親しまれており、寒い季節に活躍すること間違いなしの1品です。

作り方はとても簡単。耐熱カップにシチューやスープを注ぎ、その上からフタをするようにパイシートをかぶせて焼くだけです。あらかじめフォークのような先のとがったもので穴を開けたり、溶き卵でシートの表面を塗ったりしておくときれいに仕上げられます。カップの大きさに合ったパイシートを用意するだけで良いため、そこまで手間をかけずに作れる便利な料理といえるでしょう。中身のスープは手作りでも市販のものでも構いません。夕飯に残ったシチューやカレーなども入れられるため、余ったおかずを有効活用する場合にも使えます。

パイシートをアレンジしてピザ風パイを作ろう

ピザを手作りする時に、生地の厚さが均一にならなかったり焼き加減がうまくいかなかったりと、失敗を経験した方も少なくないでしょう。しかしパイシートを使用することで簡単にピザ風のパイを作ることができます。

作り方は、パイシートにフォークで穴を開けて溶き卵を塗り、その上に好きな具材をのせて焼くだけ。こちらも簡単です。これだけでサクサク食感のピザ風パイが完成します。通常のピザ生地は円形に作るため、大きさによっては食べきれない場合が出てきますが、パイシートなら好きな大きさにカットできますし、食べたい分だけ作れるというメリットがあります。

ちょっとしたおつまみとしてはもちろん、パーティや特別なイベントの日などに活躍するおすすめのレシピです。他の料理でパイシートが余った場合のレシピとしても使えるでしょう。

パイシートをアレンジしてスティックパイを作ろう

ちょっとしたおやつに最適なスティックパイも、パイシートを長方形の細長いサイズにカットして焼くだけで簡単に作ることができます。スティックパイはアレンジの幅が広いため、自分の好みに合わせて作れることが魅力です。

例えばチーズやペッパーなどを振りかけて味付けを変えたり、チョコレートでコーティングしたり、サンドイッチ状にしてクリームを挟んだりするなど、いろいろなバリエーションがあります。

余った半端のパイシートでも作れるため、お腹が空いたときや食卓に1品加えたいとき、家族や友人でワイワイ食べたいときなど、さまざまな場面で活かせるレシピです。市販のスティックパイを購入するのも良いですが、手作りしてみても楽しいのではないでしょうか。

おわりに

パイシートというと、アップルパイのようなフルーツパイやチョコレートを挟んだチョコパイをイメージしがちですが、余った材料も活用できる便利なアイテムです。好きな具材をのせたり挟んだりして焼くことで、さまざまな味のパイを楽しむことができるでしょう。

今回は、小腹が空いたときやパイが好きな方に試していただきたい料理を紹介しました。アイディア次第でいろいろな料理に使えるパイシート。ぜひアレンジにチャレンジしてみてくださいね。