日本らしさ全開!京野菜や醤油、黒豆を使った和風パン特集

日本らしさ全開!京野菜や醤油、黒豆を使った和風パン特集

甘いもの、辛いもの、しょっぱいもの……パンの風味にはさまざまなものがありますよね。皆さんはどのようなパンがお好きですか?
さまざまなバリエーションがあるパンですが、「和風パン」と聞くとどんなパンが思い浮かぶでしょうか。
今回は、京野菜や醤油、黒豆といった日本ならではの食品を使った和風パンについてご紹介します。

京野菜を使ったパンで体の中からキレイに

japanese-style-bread-feature-2京野菜の定義にはさまざまな説があります。広い意味では、淀大根(よどだいこん)や京水菜、鹿ヶ谷(ししがたに)かぼちゃをはじめとした、京都と歴史的にゆかりのある野菜を指す場合も。また、京野菜は「京都の伝統野菜」と「ブランド京野菜」の2種類に分けて紹介されていることもあります。

京野菜は京都のキレイでおいしい水、豊かな土壌で育てられ、一般的な野菜に比べて形が独特、かつ色の濃いものが多い点が特徴的です。また、美容に欠かせないビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれているのもポイント。女性の強い味方ともいえます。

そんな京野菜を使ってパンを焼いてみたいとお考えなら、えびいも、丹波栗(たんばぐり)、鹿ヶ谷かぼちゃなど、パンに合わせやすい野菜がおすすめです。これらを蒸して、ゴロゴロとした状態でパン生地に混ぜても良し、ペースト状にして生地に練りこんでも良し。和風なベースにもかかわらず、野菜自体の適度な甘味がパンによく合います。誰でも親しみやすい味を楽しみながら、ビタミンや食物繊維を取り入れて体の中から美しくなりましょう。

また、京野菜を使ったパンを販売しているパン屋さんもあります。近所や出先のパン屋さんで、京野菜入りのパンを探してみてはいかがでしょうか。

まるでおかきのよう?自宅でも簡単、醤油パン

醤油にパン!?その意外な組み合わせに思わず驚いてしまいますが、実は、醤油パンは最近注目されている和風パン。醤油パンが食べられると人気のお店には、神奈川県横浜市の元町中華街にある、フレンチレストラン「エリゼ光」などがあります。実はこのお店、人気情報番組でも紹介されています。このお店の一角にある「しょうゆ きゃっふぇ」では、厳選した醤油を使った料理が多数用意されており、その料理の1つとして楽しめるのが「しょうゆぱん(486円)」。見た目はフランスパンですが、その硬い表面にも醤油がよくしみ込んでおり、おかきのような味わいが楽しめます。「甘いパンだけでなく、たまにはさっぱりとした味も楽しみたい」、そんな方におすすめです。ご自宅でも醤油をかけて焼くだけで楽しめる「醤油パン」、ぜひ挑戦してみてください。

黒豆パンで、家族みんなで健康に

japanese-style-bread-feature-3黒豆といえば、お正月によく見かける日本ならではの食品です。イソフラボンやアントシアニン、ポリフェノールが豊富に含まれているなど、健康食品としても有名です。そんな黒豆を身近な主食の1つであるパンとコラボレーションさせることで、日常的に健康を意識した生活ができそうですね。パン生地に混ぜて焼くも良し、蒸しパンのようにするも良し、黒豆の食感が残るように調理してみてください。黒豆ならではの味と、噛むことによって得られる満腹感から、ダイエット中でも手を伸ばしやすいパンになりますよ。小さなお子さんでも食べやすいため、家族皆の健康を考える方におすすめの一品です。

おわりに

今回のテーマである京野菜や醤油、黒豆……。どれも日本ならではの食品ですが、洋食であるパンにもよく合います。栄養価の高い和の食材とパンを組み合わせることで、身近で日常的な食事から健康に意識を向けることもできるようになるでしょう。

和風パンの材料は、今回ご紹介した食品以外にもまだまだたくさんあります。ご自身の好みからお気に入りの組み合わせを見つけ、和風パンを楽しみましょう!