【ぱんのおかず】アボカドときのこの韓国風

【ぱんのおかず】アボカドときのこの韓国風

ぱんのおかず、アボカドときのこの韓国風

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

三寒四温とはよく言ったもので、真冬のような寒さと、初夏のような陽気が交互にやってくる季節になりました。近年気候変動で春秋が短くなり、極端なお天気に見舞われることが多くなりましたが、それでも一日一日春が近づいてくるのは嬉しいものですね。

今回ご紹介するのは「アボカドときのこの韓国風」。味のベースは塩麹とコチュジャンです。塩麹は江戸時代の文献には現れるものの、その後すっかり忘れられていた調味料です。10年ほど前に大分県の糀屋さんが復刻したことがきっかけで、再び日本の食卓に仲間入りをしました。たんぱく質を分解して旨味に変える働きがあるので肉や魚の下味に適していますが、まろやかな塩味が野菜にもよく合います。

きのこを軽く蒸して塩麹に漬けておくと、さまざまに使えて便利です。今回はコチュジャンをあわせて韓国風に仕上げてみました。

<材料>2人分
アボカド 1/2個
きのこ(しめじ、しいたけなど)1/2パック
塩麹 大さじ1
コチュジャン 小さじ1/2
韓国のり(または焼きのり)少々

<作り方>
①きのこは軽く蒸すかレンジに2分ほどかける。アボカドは皮をむいて種をとり、1cm角くらいの大きさにカットしておく(レモン汁少々をかけておくと色が変わりません)。
②分量の塩麹とコチュジャンをよく混ぜて①をあえて器に盛り、韓国のりをちぎって散らす。

◆塩麹の作り方(作りやすい分量)
米こうじ100g
塩 30g
水 120cc
すべての材料をよく混ぜてビンなどに入れてゆるく蓋をし、室温におく。1日1回よく混ぜて、1~2週間おいて固い粒がなくなって甘みが出てきたら冷蔵庫にうつす。時々かき混ぜていれば半年でも1年でももちます。

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