【一汁一ぱんのすすめ】キムチチーズ味噌汁

【一汁一ぱんのすすめ】キムチチーズ味噌汁

一汁一ぱん、味噌汁のすすめ

味噌汁は日本人の心といえる食べもの。朝の一杯の味噌汁は活力を与えてくれますね。このシリーズでは、パン派の方にもおすすめのアレンジ味噌汁をご紹介します。

今回はお隣の国、韓国のソウルフード「キムチ」。キムチの濃厚なうまみは、チゲ(鍋)などで味わうことができますが、味噌汁に加えて味わうのも手軽でとてもおいしいです。チーズや豆腐を加えてマイルドに、寒い冬におすすめです。

アレンジ味噌汁におすすめの「キムチ」


キムチは朝鮮半島の厳寒期に備えた保存食で、野菜を塩漬けしたものにニンニクやサンショウなどを加えたものが原型です。キムチと言えば真っ赤な唐辛子の色を思い浮かべますが、実はこの唐辛子は日本から朝鮮半島に伝えられたもので、後にサンショウに代わって使われるようになったそうです。

唐辛子の辛味、野菜の甘味、乳酸発酵による酸味・うまみと塩味が複雑に混じり合った独特の風味は、韓国では各家庭の味を伝えるもの、今では日本人にとってもなじみ深い食べ物になりました。でも日本で食されるようになったのは1970年代後半からで、それまでは珍味として輸入される程度でした。1990年代から急速に消費量が増え、韓国から輸入されたキムチも流通し始めました。

本場韓国のキムチは塩辛などを加えて乳酸発酵させるため、酸味も香りもとても強いものですが、日本では浅漬け風にアレンジされたものや、白菜漬けにキムチの素を混ぜて作るようなものも多いようです。本格的なキムチは発酵が進むと味わいが変わっていくので、フレッシュなうちはそのまま、日にちがたったものは汁に入れたり鍋に加えたり、炒め物に使うなどするとおいしいですね。

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黒ごま入りの香りよい生地に、白ごまをたっぷりとトッピングした贅沢なパン。温めていただくと、しっとりもっちりしたパン生地にごまの香ばしさが加わって、これ以上ないおいしさです。

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レシピ「キムチチーズ味噌汁」

キムチもチーズもたっぷりがおいしい!
<材料>2人分
白菜キムチ 40~50g
シュレッドチーズ 適量
豆腐 50g
水 360cc
味噌 大さじ2
ネギ 少々
<作り方>
①水1カップに昆布を浸してだしをとっておく。
②だし汁を沸かしたところに味噌を溶き、豆腐を軽く崩して加え、温める。
③熱いうちに器に盛って白菜キムチ、シュレッドチーズ、白髪ネギをのせてできあがり。

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