【一汁一ぱんのすすめ】ゴーヤとかぼちゃのごま味噌汁

【一汁一ぱんのすすめ】ゴーヤとかぼちゃのごま味噌汁

一汁一ぱん、味噌汁のすすめ

味噌汁は日本人の心といえる食べもの。朝の一杯の味噌汁は活力を与えてくれますね。このシリーズでは、パン派の方にもおすすめのアレンジ味噌汁をご紹介します。

今回は夏野菜の代表格、ゴーヤとかぼちゃを使った味噌汁です。ゴーヤについて多くの人がイメージするのが「苦み」。この苦味のもとになるのは「モモルデシン」と呼ばれ、数種類のサポニンと20種類のアミノ酸で構成されている栄養成分です。苦みが食欲を刺激し、血圧を下げる効果や整腸作用があると言われています。

ビタミンCも100gあたり76mgとトマトの3倍、食物繊維はセロリの14倍など、暑さの厳しい沖縄由来の野菜だけに、ぜひ夏にたくさん食べたい野菜ですね。今回はごま油とかぼちゃ、豆腐を加えてマイルドな味噌汁に仕上げました。

アレンジ味噌汁におすすめの「ごま油」

料理に香ばしいおいしさを加えてくれるごま油ですが、色の濃いもの、薄いものがあるのをご存じでしょうか。ごま油は製造工程により、大きく分けて2~3種類に分類されます。ごま油の香ばしい香りを楽しみたい時は、色の濃い「焙煎ごま油」がおすすめです。一般的にごま油としてイメージするのがこの「焙煎ごま油」でごまの種子を高温で深煎りしてから油を搾ります。深煎りすることで色や香りが強く出るため、中華料理や韓国料理など、濃い味付けの料理に最適です。

一方、透明に近い色をしているのが「太白ごま油」。ごまを焙煎せず、生のまま圧搾し抽出したもので、すっきりとした味わいが特徴です。クセがないので製菓やサラダなどにも使うことができます。

ちょうど中間にあたるのは「低温焙煎ごま油」で、ごまを低い温度で焙煎するため「焙煎ごま油」より色合いが薄く、透明感のある琥珀色をしています。

味噌汁には香りの強い「焙煎ごま油」がむいていますが、「太白ごま油」や「焙煎ごま油」を食卓において、毎日の味噌汁に少量加えて飲むのもおすすめです。

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レシピ「ゴーヤとかぼちゃのごま味噌汁」

暑さが厳しいお盆のころになると、ゴーヤの収穫もピークを迎えます。ゴーヤの苦みと味噌はぴったり。かぼちゃと豆腐、ごま油を加えて夏らしいこっくりした味噌汁になりました。

<材料>2人分
ゴーヤ 60g
かぼちゃ 120g
豆腐 60g
ごま油 小さじ2
だし汁 360cc
味噌 大さじ2

<作り方>
①ゴーヤは縦半分に切ってワタをとり、薄くスライスする。かぼちゃは一口大に切る。
②ゴーヤとかぼちゃをごま油で軽く炒め、分量のだし汁を加えて柔らかくなるまで煮る。
③味噌を溶き入れ、豆腐をかるく手で崩して加える。

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