野菜嫌いの子どもにもおすすめ!国産野菜を使ったパンの魅力

野菜嫌いの子どもにもおすすめ!国産野菜を使ったパンの魅力

野菜には体に不可欠な栄養素がたくさん含まれていますが、子どもは野菜が苦手なことが多いですよね。どうすれば野菜を食べさせることができるか、試行錯誤を重ねている方も少なくないでしょう。

そこで今回は、野菜嫌いの子どもにも食べやすい、野菜を使ったパンの魅力についてご紹介します。

どもが野菜嫌いになる理由を考えてみよう

子どもが野菜を嫌いなことはある程度仕方のないことです。では嫌いになる理由にはどんなことがあるのでしょうか。

野菜嫌いな理由を調査したネットリサーチによれば、「苦み」と「食感・舌触り」がほぼ同じ割合で多数を占めており、他には「におい」「青臭さ」「見た目」と続きます。

つまり、そのような理由をとりのぞくことができれば、子どもは野菜を食べられるということです。その点において、野菜パンは野菜嫌いの子どもにぴったりといえるかもしれません。

野菜を使ったパンの中でも、生地に野菜の粉末を練り込んでいるタイプのものは、野菜嫌いの理由として挙げられる野菜特有の味・食感・においをあまり感じさせません。見た目では野菜を使ったパンであることが分からないだけでなく、かぼちゃの黄色、トマトの赤、ほうれん草の緑など、カラフルな色合いのパンになり、子どもの目にも魅力的に映ることでしょう。

野菜本来の甘みも引き出されるため、野菜嫌いな子どもでも安心しておいしく食べることができます。

野菜を使ったパンの種類

野菜を使ったパンの種類は多岐にわたります。

乾燥させた野菜を粉末化させた「野菜パウダー」を生地に練り込んだ野菜パンや、水・卵・牛乳を使用せずに野菜の水分だけで練り上げた野菜パンなど、さまざまな創意工夫がなされています。

定番の「にんじんパン」「かぼちゃパン」「トマトパン」から、一風変わった「ほうれん草パン」「小松菜パン」「ごぼうパン」「パプリカパン」「セロリパン」「ジンジャーパン」まで、野菜パンのバリエーションはさまざま。パン屋さんやスーパー、コンビニでもぜひ探してみてください。

もちろん、惣菜パンも野菜を使ったパンに含まれます。ピザパンやカレーパン、シチューパンなどの惣菜パンであれば、子どもも抵抗なく食べられるのではないでしょうか。

国産野菜を使った手作りパン

最近ではホームベーカリーが家庭にも普及し、自宅で本格的なパンが焼けるようになりました。自宅にホームベーカリーがない場合でも、オーブンやフライパンで作ることも可能です。

家庭で手作りすることにより、余計な添加物を入れないことはもちろん、塩分や砂糖の量を細かく調整してパンを焼くことができます。使用する野菜も、無農薬野菜や有機野菜など自由に選択することができるため、不足しがちな栄養を手作りパンでおいしく簡単に補うことができるでしょう。

自宅で野菜パンを手作りしたい場合は、栄養価や色はそのままに、国産の野菜を粉末にした「国産野菜パウダー」の使用がおすすめ。生地に混ぜて焼き上げるだけで、おいしくてヘルシーなパンの完成です。

より栄養価が高くおいしい野菜パンを作りたい方は、もう少し手間を加えた野菜パンを作るのも良いでしょう。新鮮な野菜を刻んでミキサーにかけたり、蒸して潰したりするなどして、生地に練り込みます。野菜は新鮮なほど栄養価が高く、またおいしく味わうことができるため、とれたての国産野菜をそのまま使った野菜パンはおすすめです。パンケーキなどの甘い菓子パンに野菜を練り込むのも良いかもしれませんね。

おわりに

成長著しい時期の子どもに野菜の栄養素を効率良く摂らせるのは大切なことです。野菜の生命力を貯え、安全で新鮮な国産野菜で作ったパンで、おいしく健康的な食事を楽しんでみましょう。

野菜を使った手まるめパンの作り方

「大雪」のれんこんぱん【シリーズ:二十四節気を楽しむぱん】
http://www.japan-bread.jp/bread_recipe/temarumepan/24japanese-season-renkon-bread.html
「立秋」のトマトぱん【シリーズ:二十四節気を楽しむぱん】
http://www.japan-bread.jp/bread_recipe/temarumepan/24japanese-season-tomato-bread.html