かぼちゃやいも、栗にさんままで!パン作りに使える、日本の秋の食材

かぼちゃやいも、栗にさんままで!パン作りに使える、日本の秋の食材

日本の秋の味覚といえば、かぼちゃや栗、さんまなどさまざまなものがあります。パン屋さんでもこうした秋の食材を使ったパンを見かけることも多くなってきますよね。

そこで今回は、パン作りに使える日本の秋の食材についてご紹介します。

パン作りにぴったりな秋の食材

日本の秋の味覚として知られているかぼちゃや栗は、ふかすと程良い甘さと食感を楽しめることから、パンと相性が良い食材です。

かぼちゃ×パン

かぼちゃは惣菜パンにも菓子パンにもできるオールマイティーな食材。角切りにして肉や他の野菜、ホワイトソースなどと一緒にパン生地で包んで焼き上げたり、ペースト状にしてパン生地に練り込んだり、かぼちゃ餡にしてパン生地で包んだりしても良いですね。

かぼちゃ入りのパンは甘みがあって食べやすいため、野菜が苦手なお子さんのおやつとしてもおすすめです。自分でかぼちゃ入りのパンを作るときは、パンをかぼちゃのような形に成形して焼くのもおすすめです。かわいらしいパンになりますよ。

栗×パン

栗は主に菓子パンにされる食材です。栗を使ったパンには、刻んだ栗をのせたトーストや蒸しパンに加え、栗を甘露煮にして丸ごと入れたものや栗餡にしてパン生地で包んだものなどさまざまな種類のパンがあります。

ふかした栗を食感が残る程度につぶしてカスタードクリームに混ぜたクリームパンを作っている方や、栗を甘露煮ではなく渋皮煮にしてパン作りに使う方もいます。甘い栗のパンにちょっと大人な栗のパン、自分好みの味を模索してみましょう。

さんまもパンの食材におすすめ!

さんまは秋の味覚の代表格で、塩焼きや蒲焼きなどにして食べるイメージが強い食材です。しかし、実はパン作りの材料として使用されることも。

パンに挟んだりのせたりする具材として使われることが多いのですが、中にはフレーク状にしたさんまを生地に練り込んで作るパンもあります。

また、さんまの蒲焼きを細かく刻んで玉ねぎと混ぜ、パン生地で包んで揚げるピロシキ風のパンにすることも可能。

「さんまっていつも同じような食べ方しかしていないんだよね……」と思っている方は、さんま×パンの組み合わせにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

パン作りに使える秋の食材は他にも!

かぼちゃや栗、さんま以外でパン作りに人気の秋の食材といえば、さつまいも。

かぼちゃや栗を使ったパンと同じく、さつまいもを角切りにしてのせたパン、ペースト状のさつまいもを生地で包んで焼いたパンなどがよく見られます。また、生地にごまを加えたものや白餡を組み合わせたパン、さつまいもを練り込んだ蒸しパンもあります。

その他にも、イチジクやりんごなど、秋に旬を迎える果物もパンの材料として大活躍。果物の場合はジャムとして食べる機会が多いかもしれませんが、果実をそのまま活かして作るパンもおいしいですよね。これらの果物を使用したパンの代表的な例としては、バターと一緒に焼いたものなどが挙げられます。

おわりに

かぼちゃや栗、さんまなどは秋になると食べることが多くなる食材。普段は焼いたりふかしたりする調理法だけで楽しんでいるという方も、たまにはパンで味わってみませんか?

パン生地に練り込むことで、そのまま食べるのとはまた違った食材の甘さやうまみを感じることができますよ。また、野菜や魚が嫌いなお子さんがいても、パンにすれば食べてくれるかもしれません。

それぞれの秋の味覚が持つ風味や食感をパンにして味わう以外にも、ジャムやバターなどのパンのお供をつけてみたり、オーブントースターで焼いて食べたりするなど、自分にとっておいしいパンの食べ方を探してみてくださいね。

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