焼きカレーパンや半熟卵カレーパンなど!進化を続けるカレーパンとその種類

焼きカレーパンや半熟卵カレーパンなど!進化を続けるカレーパンとその種類

外はカリカリ、中はフワフワ、その食感だけではなく異国情緒あふれる香りも漂うカレーパンですが、ここ数年はベーカリーやパン愛好家の間でさかんにアレンジが繰り返され、斬新なバリエーションが次々に生み出されています。

カレーの風味を工夫するのはもちろんのこと、くるみやチーズ、半熟卵などの具材を詰め込んだ変わり種カレーパンも人気です。ここでカレーパンの流行を知っておきましょう!

パンの食感とスパイシーなルーが決め手

カレーパンの命は、何といっても、食感とルーです。食感は生地の種類と揚げ方によって変わり、水分の少ない生地を使うほどカリカリに仕上がります。逆に、ベーグルに使われるようなドーナツ生地で作れば生地がモチモチになるので、手作りする場合は、好みで調節するといいでしょう。

辛さは、ルーに使う材料を変えることで調整できます。人気のパン屋ではハバネロ入りカレーパンという商品も売られており、辛いもの愛好家の間でブームになりつつあるようです。また、ルーのなめらかさも好みを分ける要素で、ビーフカレーなどは具材も大きくてごつごつした舌触りになる傾向にあります。

生地とルーの組み合わせでさまざまなバリエーションを試せる点が、カレーパンの大きな魅力です。

「焼き」と「揚げ」それぞれの良さ

カレーパンの作り方には大きく分けて、「焼き」と「揚げ」の2種類があります。もともとカレーパンはいわゆる揚げパンのため、揚げるイメージが強いかもしれませんが、有名店やカフェベーカリーでは焼きカレーパンにも力を入れています。

焼きカレーパン

焼きカレーパンは生地がやわらかく、パンならではのふんわりとした食感が魅力です。揚げに比べて油をあまり使わないためカロリーが少なく、ダイエットしながらカレーパンを食べたいという方にもおすすめ。また、油による酸化が少ないため、時間が経ってもおいしく食べられるという点もうれしいところです。

揚げカレーパン

揚げカレーパンの良さは、生地のカリカリッとした食感です。昔懐かしいカレーパンが好きな方には、揚げカレーパンがおすすめです。また、オーブンを使わない調理の手軽さも魅力の1つといえるでしょう。

独自の進化を遂げるカレーパン

カレーパンは今や、単なるカレー入りの揚げパンではありません。カレールーや具材をひと工夫するだけで、楽しみ方の幅がぐんと広がるのです。変わり種の中でもオーソドックスなものとして定着しつつあるのが、半熟卵とチーズを合わせたスタイル。スパイシーなカレーに卵とチーズのまろやかさが加わって、食べた人を幸せな気分にしてくれます。

また、夏野菜カレーを具材にしたヘルシーなカレーパンも若い女性を中心に大人気です。辛さが苦手な方のために、カレールーの代わりにデミグラスソースをぎっしり詰め込んだ辛くないカレーパンも、まだ全国区とはいえませんが根強い支持を獲得しています。

その他、油を使わないノンフライカレーパンや、辛さを極限まで追求した上級者向け激辛カレーパンなど、カレーパンの進化はとどまることを知りません。

皆さんも、さまざまなバリエーションを制覇して、奥深きカレーパン道を究めてはいかがでしょうか?

おわりに

揚げパンの代名詞として昔懐かしいイメージのあるカレーパンですが、ここ数年の日本でのパンブームに乗るようにして斬新なバリエーションが常に開発されています。

その中でも、野菜をたっぷり使用したノンフライカレーパンはカロリーが気になる女性に人気があり、今後もスタンダードなカレーパンとして定着していくと思われます。

カレーパンの楽しみ方は無限大です。生地と具材にこだわり抜いた、お気に入りのカレーパンに出会う旅に出掛けてみてください!